自動車保険のお役立ち情報

このページでは、たとえば「車を買い替えたとき、自動車保険の保険料がどうなるのか」「他人の車で事故を起こした場合の保険はどうなるのか?」などの自動車保険に関するお役立ち情報を掲載しています。意外に知らないと、損することもあります。

車を買い替えたときの保険料について

車を買い替えた場合、それまで乗っていた車と、新しく買い替えた車種・用途によって保険料も変わってきます。

@同じ車種・用途の車に買い替えたとき
「車両入れ替え」という手続きにより、等級もそのままで引き継ぐことができます。

A自家用5車種間で買い替えたとき
「乗用普通・小型・軽四輪乗用車、小型・軽四輪貨物車」の自家用5車種間で買い替えた 場合は、車両クラス別の差額の支払いで、同じ等級を引き継ぐことができます。

B自家用5車種から特殊用途自動車(キャンピングカーなど)に買い替えたとき
自家用5車種とキャンピングカーとの入れ替えの場合、それまでの等級を引き継ぐことが できますが、現在の契約をいった解約し、新規契約する必要があります。

また1台目の車を所有していて、2台目の車を購入して保険をかける場合、「複数所有自動車割引」という制度を利用することができます。この制度を利用すれば最大で20%の割引が可能となります。ただし、「所有者が同じ」「自家用5車種のみ」「所有する車が9台以下」のほか「5年以上無事故」の条件が必要となります。つまり優良ドライバーのみこの制度が利用できるということになります。一般的にはドライバーの年齢条件によって以下のようになります。

・ドライバーが26歳以上・・・20%割引
・ドライバーが21歳以上26歳未満・・・10%割引
・ドライバーの年齢を問わない ・・・10%割り増し(1台目を新規契約時30%割増が普通のため、実際20%割引となります)

他人の車で事故を起こした場合の保険について

自動車保険には「他者運転危険担保特約」という、他人の車で事故を起こしてしまった場 合に保険料が支払われる特約がついています。この保険は、記名保険者とその家族が、他の人の車を運転して、対人・対物・自損事故を 起こした場合に支払われるというものです。レンタカーでも保険金が支払われます。特約といってもSAP、PAP、BAPのいずれにも自動的にセット(自家用5車種に限定されますが)されているため、任意でつける必要がありません。ただしSAPとPAPでは無保険車との事故でも保険金が支払われますが、BAPでは保険金が支払われないため注意が必要です。

傷害保険・生命保険の加入のすすめ

自動車保険だけで事故のリスクをすべてカバーできるとはかぎりません。もし心配であれば自動車保険とは別に傷害保険や生命保険に加入するという選択もあります。傷害保険に加入した場合、たとえば事故でケガをした場合でも自動車保険の補償とは別に 入院給付金が支払われますし、海外の交通事故についても保険金が支払われます。また傷害保険は年末調整の控除の対象にもなります。また生命保険に加入しておけば、もちろん損害保険とは別に保険料が支払われますし、損 害保険とは違って、複数の生命保険に加入していた場合、それぞれの保険会社から保険金 が支払われます。ただし保険料負担は大きくなるため、あくまで家計に無理のない範囲で検討することをお すすめします。

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